Company

社名

相模石油株式会社 (英文名)SAGAMI OIL CO.,LTD

本社

〒254-0043神奈川県平塚市紅谷町16番4号
電話0463-22-0201(代) FAX0463-23-2590

代表者

代表取締役会長/小泉光一郎

代表取締役社長/小泉光哉

創業

大正13年 5月7日

設立

昭和25年 12月29日

資本金

2,000万円

従業員数

70名(2018年3月末)

売上高

64億円(2017年度実績)

取引銀行

静岡銀行平塚支店、みずほ銀行平塚支店、平塚信用金庫本店、
横浜銀行平塚支店、三菱東京UFJ銀行平塚支店

営業品目

石油製品、LPG、車検、損害保険、オートリース、
レンタカー、24時間無人時間貸駐車場・立体駐車場、
レンタルカートサーキット、中古書籍販売、
ミネラルウォーター(アクアクララ)製造・宅配

関連会社

相石輸送株式会社、ソータス株式会社
相模株式会社、サガミフードビジネス株式会社
有限会社サンコイズミ

所在地: 神奈川県平塚市紅谷町16番4号 ダイレクトパーク9F
最寄り駅: 平塚駅 西口より徒歩1分

大正13年に小泉光太郎が平塚で石油類・植物油類並びに塗料類の販売を始め今日の相模石油株式会社の基礎を築いたのであります。
お陰様で順調に発展し昭和5年5月日本石油株式会社の特約店となり、昭和9年沿う街道平塚市の玄関口でもある馬入川橋際に当時としては近代的なガソリンスタンドを建設しモデルスタンドとして東海道筋ではもっとも名声を博したものであります。

翌昭和10年には藤沢市本町にもスタンドを建設し会社の基礎はいよいよ確立されてきました。
日支事変勃発の前後から湘南地方への工場進出が目覚しく石油類、塗料類の需要が急激に増加、当社の販売網を整備拡張する一方、関西ペイント株式会社の特約店としても大いに活躍したものであります。

しかしながら戦争たけなわの昭和14年~15年より石油、植物油類の取扱いが国の統制機構になり、第二次世界大戦後の昭和24年石油配給公団、油糧公団の解散迄の間は配給公団指定販売店として存続してきました。
配給公団解散と同時に自由販売となり再び日本石油株式会社の特約店として戦後の混乱する経済の中に復興を目指して雄々しく立ち上ったのです。

そして業績の急上昇と社員の増強により昭和26年1月法人組織に改め以後販売量は加速度的に増加、昭和26年初めに東京芝浜松町に東京営業所を開設、昭和31年に神奈川県北部の相模湖町及び相模原市に営業所開設、県内の大手石油販売業者としてランクされるようになりました。以降二宮、茅ヶ崎とスタンドの建設をすすめる一方県内に数十店の販売店網が確立されました。

急激な商品の変化に対応すべく石油化学製品、石油ガス(プロパン、ブタンガス)等も取扱いを始め昭和34年12月日本石油瓦斯株式会社の特約店となりました。
商号も昭和37年10月15日「株式会社相模屋商店」を現在の「相模石油株式会社」へ社名変更しました。
資本金もスタート時の100万円から昭和31年6月に400万円に、昭和36年2月に600万円、昭和38年5月に1.000万円、昭和45年6月に2.000万円へと増資を重ね現在に至っております。
更に昭和41年6月には商事会社としては画期的ともいうべき10.000㎡の油槽所を平塚馬入工業団地に建設し、併せて2.000mの専用軌道線も敷設しました。

昭和42年には藤沢、相模原両市に支店を設置し各々日本石油株式会社と特約契約を結び両支店制度の確立と飛躍の布石をはかりました。
以降昭和44年、平塚田村にオートガス・スタンド建設、昭和46年辻堂海岸、昭和48年東名大井松田インターチェンジ、昭和49年湘南大橋給油所の開設をいたしました。
この間世界中を巻き込んだ昭和48年の石油危機には弊社平塚油槽所の貯油能力が大きくものをいい地域需要家への安定供給に十二分に寄与することが証明され、世間が注目する所となりました。

昭和53年5月31日には弊社創業者小泉光太郎は永年にわたる石油販売業界の発展に尽力し、地域社会に貢献した功績により黄授褒章を受章し、昭和天皇より直接お言葉を賜う栄に浴しました。

給油所の開設については引き続き昭和55年に小田原市早川、昭和58年に相模原市新磯野、秦野市平沢、秦野市河原町、昭和59年茅ヶ崎市若松町、昭和63年平塚市大島、平成7年相模原市大沼、平成8年厚木市戸室、伊勢原市田中、とそれぞれすすめて神奈川県下に24ヶ所の直営給油所をもち、取扱量もガソリン年間販売量81.300klを超え、軽油、灯油、重油等燃料油の販売量は年間162.700klを超えました。
昭和58年にはセブンイレブン大井松田インター店を開設、有限会社サンコイズミに運営委託し、将来の消防法が緩和された場合を想定し、米国流のガソリン販売方法を研究しようと考えました。
この間ソーラーエネルギーの取扱いも開始し、昭和59年神奈川県立大船高等学校、神奈川県立弥栄東・西高等学校、神奈川県立五領ヶ台高等学校、スーパーダイエー海老名店等に各々京セラ株式会社製の太陽エネルギー照明灯や時計塔を納入しております。
又、経営多角化の一端として昭和57年3月、自動車整備事業に進出、関東陸運局指定民間車検場(東指第2-895号認証番号2-4320)として運営する相石綜合自動車サービス株式会社通称「ソータス車検センター」を立ちあげました。

昭和61年11月にオリックス・オートリース株式会社と業務提携し、オートリース事業を開始、次いで昭和62年8月にはオリックスレンタカー株式会社とフランチャイズ契約を結び、湘南地区においてレンタカー事業も開始しました。

昭和63年5月10日弊社の元売会社である日本石油株式会社の創立100周年記念式典が東京で行われましたが、弊社は永年にわたる特約販売協力会社として全国でも数少ないうちの一社として感謝状を受けました。

しかし、この頃より「自由化」の嵐が石油販売業界にも吹き始め、平成8年3月「特定石油製品輸入暫定法」の廃止、同年10月揮発油販売業法に基づく給油所建設に関する指定地区が全て解除となるに至り、国の規制緩和諸施策等ともあわせて熾烈なる競争と市場混乱を巻き起こし、過去に経験のない激変の時代に突入しました。
弊社においても、経営体質を強化してこの厳しい環境を乗り越える必要があることから、卸売部門・直売部門を残して直営給油所部門については分離し、日本石油株式会社が新しく設立した子会社に、平成9年11月営業譲渡いたしました。
更に、この環境変化に対応するため新規事業部門を立ち上げ、開発と特化を図るため、まずはパーク24株式会社とエリア・フランチャイズ契約を結び、駐車場運営事業に乗り出しました。
同時期に、ベーカリーレストラン・サンマルク大磯店をオープン、関連会社サガミフードビジネス株式会社に運営を委託、生活エネルギー事業に参入致しました。

平成10年4月平塚油槽所跡地の一部(6.660㎡)に全長470mのサーキットコースを作り、レンタルカート場「F1ドリーム平塚」をオープンし、車文化事業にも進出しました。

平成12年4月JR平塚駅西口前の旧本社ビルを再開発して、9階建ゲートレス階層別料金システムによる自走式立体駐車場「ダイレクトパーク平塚西口」(313台収容)を竣工オープンしました。
丁度、弊社創業75周年の記念事業ともなりました。

同ビル一階にブックオフ平塚駅西口店と牛角平塚店(サガミフードビジネス株式会社運営)も併せてオープンし、環境・健康事業に参入致しました。

駐車場運営区域は、神奈川県西部・県央部・湘南地区を中心として、西は静岡県浜松市から東は東京都江戸川区東葛西まで175ヶ所を超え、管理台数も3.000台を超えております。お蔭様で各新規事業も現在順調に業績を上げているところであります。
「ダイレクトパーク平塚西口」駐車場における新システム開発が、平成13年11月平塚市工業技術等振興賞として表彰されました。

平成13年9月株式会社アクアクララジャパンとフランチャイズプランター契約を結び、神奈川県中郡二宮町に平成14年2月7日精水プラントを建設し、ROミネラルウォーターの製造と宅配事業を開始致しました。
平成13年12月13日オリックスレンタカー湘南の4ヶ所目、本厚木店がオープン致しました。
平成14年11月弊社小泉芳郎会長は、長年にわたる消防団活動に貢献された功績により、勲五等瑞宝章を受章されました。
平成15年5月16日には特許庁よりかねて出願中であった「ダイレクトパーク平塚西口駐車場における新システム開発」に対して、第3430200号として特許が下りました。
平成17年3月15日当社「ダイレクトパーク平塚西口」は財団法人駐車場整備推進機構(会長 豊田章一郎)より第2回日本ベストパーキング賞特別賞を受賞し、名誉と共に知名度は「全国区」となりました。
平成17年9月1日アクアクララ株式会社(東京都港区港南1-8-27日新ビル内)より同社神奈川プラント(横浜市都筑区池辺町4708)の設備、資産及び営業権を買収し、当社アクアプロジェクト室の2ヶ所目の拠点「新横浜精水プラント」となりました。
平成18年4月1日をもって大幅な機構改革及び人事異動を実施、事業部制を敷き、人員再配置により強固な経営基盤作りを図りました。
平成18年4月24日オリックスレンタカー湘南の5ヶ所目の事業所として相模原清新店がオープン致しました。
平成19年4月3日秦野市菖蒲に「バッティングパレス秦野」をオープンしました。システム建築の導入による2階建て室内式バッティングセンター(1.075㎡)と本格的ブルペン(2面)を兼ね備え、全国ではじめてリライトカードを採用したポイント加算方式かつ対戦可能方式のトビーバッティングシステム(特許出願中)を採用しました。
全ての打席に映像方式を採り入れ、ソフト・硬式・軟式ボール対応の未来型施設が出来上がりました(相模油業有限会社に運営委託)。
平成19年10月1日オリックス自動車株式会社より営業権の譲渡を受け、オリックスレンタカー湘南の6ヶ所目、海老名店がオープン致しました。
平成21年1月1日「F1ドリーム平塚」は「F.ドリーム平塚」に名称変更を致しました。
平成21年5月25日オリックスレンタカー湘南の7ヶ所目、大船東口駅前店をオープン致しました。

現在全社をあげて顧客の創造、利益の追求、コスト削減、
業務の効率化をさらに進めている所であります。


創業90余年の相模石油グループは石油製品の販売を核に、平地の時間貸し駐車場から立体駐車場の開発、レンタカー、レンタルカート場、中古書籍店、ミネラルウオーター製造・宅配、レストラン、バッティングセンター、民間車検工場など15業種・業態の運営を行うサービス業として地域で好ましい評価を頂ける企業となって参りました。これもひとえにお客様のご贔屓のおかげと感謝申し上げます。
いつの時代も私たちは、先取の気概でチャレンジャブルな提案を、お客様の立場に立っておこなっていくことが大切と考えており、中小企業として大企業にはない、独自性・新規性のある商品・サービスの提供が使命と自負しております。一人ひとりのお客様に一つの商品・サービスだけでなく、さまざまな業種・業態のものも合わせて提案・提供する企業でありたいと願っており、 ヘビーユーザー・マルチユーザーになって頂きたいと望んでおります。社名から少し離れているところは、新しい事業にチャレンジし続ける企業の本質と捉えご理解いただければ幸いと存じます。

働く社員の立場から見ても、一つに固執していては、人材もリーダーも育っていきません。定められた事業領域の中で、いろいろな事業が人材の成長と共に、磨きあい、発展し、まず小さな事業部として成長していきます。その事業部が各々責任のもてる経営を実践し、小さな事業部の集合体が形成されます。その統括会社が相模石油でありホールディング会社というイメージです。

今後も相模石油グループは、お客様に愛され信頼される企業をめざし、新しい商品・サービス・技術・ノウハウ・価値を創造し、進化をはかり「地域で成功し、世界へ発展させていく」考えであります。何卒ご支援、ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。